公立の小学校、中学校に進学させる場合、学区というものが存在します。
学区とは、簡単に言えばこのエリアに住んでいる人はこの学校に行きなさい、と規定しているルールになります。
では、幼稚園選びの際に、小学校、中学校の学区内にあることにこだわったほうがいいのでしょうか?
学区内の幼稚園を選ぶメリット
小学校に進学する際に、出身保育園、幼稚園のグループはできてしまいがちです。
幼稚園のころに仲のよい友達がたくさんできていれば、その友達関係が小学校に引き継げる、というのは心強かったりします。
子供だけでなく保護者間でも同様で、入学当初から知っているママ友などに相談できる、というのは安心できます。
地域や幼稚園によっても変わってくる
小学校に友達関係を引き継げるかは、地域や幼稚園の特性にも左右されます。
たとえば、少人数の幼稚園であれば、そもそも同じ小学校に進学する子は少ないです。少人数制を優先するのであれば、学区内であるメリットはそれほど大きくないかもしれません。逆に、人数の多い幼稚園であれば、たくさんの友達が同じ小学校に進む可能性があります。
また、幼稚園によっては、進学先の小学校が2、3つどころでなく、とても多かったりします。その場合も、同じ小学校に進む確率は低くなりますね。
この辺りは地域的に変わってきますので、ご自分の住まわれているエリアの状況を分析するとよいでしょう。
子供の性格にもよる
お子さんの性格によっては、案外まったく新しい環境に変わったら、昔のことは忘れてうまいことやっていけるものです。人見知りをしない、社交的な性格の子でしたら、すぐに新しい友達をつくってしまうかもしれません。
この場合は、学区をあまり気にしすぎる必要もないでしょう。
ご自分のお子さんの性格を見て、新しい環境に変わった場合に適応しやすい子なのか、判断されるのもいいでしょう。
学区外の幼稚園は通園が大変かも
場合によっては、特別な教育をしている幼稚園ところがあって、そちらに行かせたいと思うこともあるかもしれませんね。
もう一つ、気をつけるべきポイントは通園だと思います。学区外であれば、それだけ遠くの幼稚園に通う、ということになりますので、通園がお子さんや親御さんの負担にならないか、気をつけたほうがいいでしょう。
まとめ
学区内によい幼稚園があれば、そちらに行かせるのがよいと思います。ただし、幼稚園や地域的に異なってきますので、気をつけましょう。学区外に気になる幼稚園がある場合は通園が負担にならないかがポイントです。
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